こんにちは。らむねです。
パートナーに大切な話をしたくても、話すことが出ない状況とは、どのようなことが考えられるのでしょうか。
すぐ思いつくのは、相手が全く家に帰ってこない、話をしようとしても無視をされる……など。
しかし、夫婦なのに普通では考えにくい関係で、
話が出来ない状況の夫婦がいるようです。
今回は、必要な話し合いがなかなか出来ない夫婦のお話です。
モラハラ、DVに耐えてきた妻が、夫を見限る瞬間は?
鹿島真理恵さん(50歳)の夫・貴彦さん(49歳)は、不動産経営をしています。
真理恵さんは宅建の資格を持っていることで、貴彦さんの会社で働いていますが
必要な時に数時間顔を出す程度の勤務で、
ほとんどの業務は夫と従業員2名で行っていました。
営業マン気質で、人当たりもよく、マメで明るい貴彦さんはお客様からの信頼も厚く、
従業員からも慕われていました。
しかし、貴彦さんには、裏の顔が……。
貴彦さんは家では日常的に真理恵さんに言葉のDVやモラハラ行為を行っていたのです。
さらにお酒をのむと、それは暴力へとエスカレート。
娘にも大変厳しく接してきたため、
高校を卒業すると父親から逃げるように、地方の学生寮のある専門学校へ進学。
そのまま、その土地で就職をしました。
モラハラ、DV夫を攻略している妻
娘が出ていってからというもの、家の中の会話はめっきり減り、
真理恵さんは、なるべく貴彦さんの機嫌を損ねないようにと、生活をしていました。
お金の話や言いづらい話は朝にする、お酒を飲んで帰る日には先に寝ているようにするなど、
モラハラ、DVを回避する術を常に考えて行動する、それが真理恵さんにとってもはや普通の日常に。
(私さえ我慢していれば、円満なんだから)とあきらめの域に入っていました。
モラハラ、DV夫に慣れた妻。しかし、日常の攻略だけではどうにもならない状況に……
(2018.11.14)